ハイエンドスピーカー TANNOY Canterbury
DIATONE DS-V5000を聴いてきました!

      


1.父の友人,Sさんのシステムを聴いてきた!
 さて,世の中がゴールデンウィークに突入した今日,僕も隣町のオーディオファイル,Sさんちへ行ってきました!

まず度肝を抜かれるのがスピーカーですね。そうです,TANNOYのCanterbury15です。受注生産品で一台100万円の新品ペア200万円もしたハイエンドスピーカーです。

バスレフの15インチ同軸2wayで,なんと能率は96dBもあります!外形寸法が705W×1,095H×480Dmmの巨大スピーカーでなんと一台63kg,僕より重いです。エンクロージャは235リットルですからね。全てがデカい。
スピーカーばかりに目がいってしまいますがプレーヤー,アンプ類も見てみましょう。

AccuphaseのDP-77です。SACDも読めます。定価なんと63万円!
ただのCDプレーヤーですよ?
そしてプリアンプはおなじくAccuphaseのC-280Lです。こちらも定価70万円です。
パワーアンプはヒノオーディオのオリジナルブランド,HyuGerのHK-KT88PPです。

そしてこちらは以前のメインスピーカー,DIATONEのDS-V5000です。
定価一台55万円でペア110万円です。ダイアトーン全盛期の巨大4wayスピーカーで,
二人で動かしたんですが腰が折れるかと思いました・・・。
なんと一台84kgもあるそうです。驚愕ですね。
そして画像左下に写るのは・・・。

そうです,あの伝説のモニタースピーカー,
YAMAHA NS-1000Mです。
通称1000モニ,1000Mで,未だにこのスピーカーこそ
世界最強だと信じて疑わないオーナーが数多くいる銘機です。

左端はTANNOYのDC386を積んだバスレフです。
さて,計四台のスピーカーを10時間近くもじっくり試聴させて貰いました!さすがに疲れました・・・。

まずCanterbury15ですが,さすがTannoy,英国サウンドといいますか,持ち味である中域の厚みが凄く濃い。
そしてまた良い具合に解けていて,解像度重視の僕が言うのも何ですが非常に心地の良い音色でした。
また巨大エンクロージャ,そして15インチユニットによるスケール感,低音の質感も素晴らしかったです。
そしてDS-V5000ですが,オーナーはこのスピーカーがあまり気に入ってないようですが,
僕は高域中域低域バランスが揃っていてなおかつ厚みのある音が結構好きでした。やはりDIATONE,正攻法な音でした。
またスピーカーケーブルの変化にもとても敏感でした。このスピーカーだけで4,5時間は聴いていたと思う・・・。
そしてNS-1000Mですが,やはりモニタースピーカーな音質でした。良くも悪くも標準ですね。
楽しくないけどつまらなくもない。多分この一台だけ聴けばそれだけで満足したんでしょうが
さすがに先に聴いた二台が二台ですからねぇ,1000モニはちょっと役不足でした。
そしてDC386ですが,以前にもこのスピーカーは聴かせて貰っているのですが凄く甘い。
程よい甘さです。こうも眠気を誘うような心地の良い音。そして15インチユニットの迫力というか空気感というか,
やはり解像度重視の僕が言うのも何ですが凄く心地の良い音でした。
他にもアナログの魅力や真空管の魅力,それにPADケーブルなど凄く充実した時間を過ごすことが出来ました。
Sさんどうもありがとうございました!
なお次回伺わせて頂くときには是非CanterburyをHTPCで鳴らして下さい!
DP-77を窓から捨てたくなるくらいの高音質に仕上げて持っていきます!笑



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