3.スピーカー

アンプで増幅した電気信号を音に変えるスピーカー
左右二本でステレオを再生します。
小型の物から超大型の物まで,フルレンジにマルチウェイ,ホーン型など,
形も様々ですが,数百円から数百万円と値段も様々です。
また最新の製品もあれば30年以上も前の物まで・・・。

「スピーカーは惚れて買うもの」だそうですから,妥協せず惚れた物を買いましょう。

というわけで僕も高校生の頃このスピーカーに惚れたわけです。
(今は4343に浮気気味だったりしますが・・・。笑)


1.機器紹介
ONKYO製S-890です。中古で購入したため定価は不明です。
インピーダンス 8Ω
最大出力 60W
出力音圧レベル 92dB(W/m)
最小周波数帯域 40Hz
最大周波数帯域 20kHz

大型?3wayスピーカーです。


 正面から。昭和チックですがなかなか渋いですよね♪

ウーファーは25cmです。小口径ユニットの音ばっかり聴いていると大きなウーファーの音が物凄く新鮮にきこえますよね。
それと25cmウーファー一発のためツインウーファーのスピーカーよりも低域の押し出し感が違います。また能率も92dBもあるので結構鮮度の良い音が聴けます。

まぁ最新のハイエンドスピーカーの透明感や解像度には足下にも及びませんが今の所さしたる不満はありません。むしろこの次に10万円台くらいのスピーカーを買うくらいならしばらくはコレを使って一気に3,4ランク上のSPが欲しいですね。


2.SPターミナル交換
大体の古いスピーカーにありがちなことですがターミナルが非常にショボいんですよね。大型のYラグやバナナプラグが使いたくてもむき出しのケーブルしか使えないスピーカーが大半です。それで僕のSPも例外なく
こんな感じになっています。いかにも安っぽくて嫌ですよね。
それにバナナもYラグも使えなく,むき出しのケーブルのみで,
音質上好ましくありません。そこで
近所のホームセンターへ行って10*10*1cmのこのような高密度MDF材を
二枚購入してきました。一枚52円です。
この板に鉛筆で当たりをつけます。
そして当たりを付けた位置に頑張って真鍮製のネジをドライバーで回し穴を開け,
更に100円ショップの棒ヤスリでひたすらに穴を拡大していきます。
4つ開けるのに3時間も掛かった・・。汗
そしてこの紙ヤスリの600番と1000番を使い(1000番ってめちゃくちゃ細かいですよ。)表面をピカピカにします。
その後水性塗料のスプレーで塗装。

手順は
穴開け加工後→600番で荒磨き→1回目塗装(若干厚塗り)→
1000番でツルツルに磨き込む→2回目塗装(薄塗り)→
1000番でピカピカに磨き込む→3回目塗装(極薄塗り)

です。いやぁ台風のせいで湿気が酷くてなかなか乾いてくれませんでした。
そしてこのように艶消しブラックで綺麗に染まったMDF材の完成です。
ただ重ね塗りするよりも目の細かい紙ヤスリで磨いてから塗る方が仕上がりが
断然綺麗になりますよ♪
そして一個680円の秋葉原で購入したSP端子を穴にはめ込み,WBT製銀ハンダで接着!すると・・・
このようになるわけですね。板の接着は制震効果が期待できるブチルゴムテープです。
材料費3000円未満でスピーカーターミナルが一気に高級感出る物になりましたね♪
まぁ作業は大分面倒でしたが・・・・。
でもコレでYラグもバナナもOKなので良しとしましょう!



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